訪問者分析では、どのような方があなたのサイトにアクセスしたかを、アクセス元ホストより多角的に分析します。ここの分析では、以下の通り、5 つの解析項目があります。
単純にアクセス元のホスト名のランキングを解析したものです。
アクセス元のホスト名より TLD ( Top Level Domain ) を抽出し、ランキングにしたものです。海外からのアクセスの分析の目安にもなります。円グラフでも表示されます。
アクセス元ホスト名より、都道府県を推定し、ランキングにしたものです。円グラフでも表示されます。
アクセス元ホスト名のドメインより組織名を特定し、ランキングにしたものです。
初めてアクセスしたものと再アクセス（リピータ）との比率を解析し、円グラフにします。
以下に、各項目の詳細を解説します。
アクセスしたホストの、インプレッション数、セッション数（訪問数）それぞれのランキングを解析し、表示します。アクセス元ホスト名の欄は、リンク表示となっていますが、それぞれをクリックすると、該当のホスト名に対して、訪問者追跡解析を行います。訪問者追跡に関しては、「アクセスページ分析」の「訪問者解析」をご覧ください。
アクセス元のホスト名のTLD (Top Level Domain) のランキングを、インプレッション数、セッション数（訪問数）、ユニークユーザー数（訪問者数）それぞれで、解析し表示します。
逆引きが設定されていないネットワーク（IPアドレス）からのアクセスの場合、TLDが取得できないため、解析結果では、「？」と表示されます。
この解析は、あくまでもTLDの解析であって、実際のアクセス元の国を解析するものではありません。たとえば、.com や .net でも、日本国内の企業や団体が使っている場合があります。
アクセス元の都道府県のランキングを、インプレッション数、セッション数（訪問数）、ユニークユーザー数（訪問者数）それぞれで、解析し表示します。
ホスト名から都道府県を表すキーワードを抜き出し、都道府県を推定しております。一部のインターネットサービスプロバイダーが解析可能です。また、アクセス元のドメイン名より都道府県も特定しております。主に 1 都道府県内にサービスエリアが限定されるケーブルテレビや地域 ISP が対象です。
ドメイン名からの都道府県特定は、「organization.dat」を使っております。このファイルに情報を加えることにより、精度を向上させることができます。「organization.dat」のカスタマイズ方法に関しては、こちらをご覧ください。
この解析では、解析できたアクセスだけを対象にしており、解析できなかったアクセスに関してはランキングに入れておりません。
また、ここでの解析結果はあくまでも推定ですので、ご注意ください。
アクセス元の組織のランキングを、インプレッション数、セッション数（訪問数）、ユニークユーザー数（訪問者数）それぞれで、解析し表示します。
ホスト名からドメイン名を抜き出し、組織名を特定しております。ドメイン名と組織名とのマッピングは、「organization.dat」のデータを使います。個別に設定することが可能ですので、詳しくは、こちらをご覧ください。
ホスト名よりドメイン名を取得しておりますので、逆引きが設定されていないネットワーク（ IP アドレス）からのアクセスの場合、解析できません。解析結果では、「？」と表示されます。
初めての訪問者と、リピータの人数を解析し、比率を円グラフ化します。ここでのリピータとは、解析対象期間より以前にアクセスしたことがあり、かつ解析対象期間に再度アクセスした訪問者のことを指します。
したがって、解析対象期間に初めてアクセスし、その何度アクセスしたとしても、それが解析対象期間内であれば、その訪問者は初めての訪問者とみなします。
アクセス解析 CGI はアクセスがあると、ブラウザーに Cookie を仕込みます。Cookie には、初回アクセス日時を特定できる識別情報を含まれております。次にアクセスがあると、ブラウザーは、Cookie 情報を送ってきますので、アクセスログに識別情報を記録します。
解析時には、その識別情報より初回アクセス日時が、解析対象期間内か、期間以前かを判断します。初回アクセス日時が、解析対象期間より前であれば、その訪問者をリピーターと識別します。
※ 訪問者がブラウザーに Cookie を受け入れない設定にしている場合には、常に新規アクセスとみなされます。